最近、知り合いのAdSense合格直後のアカウント画面にて、
画面上部に「ads.txt」ファイルの問題が赤く表示されました。
合格は大変おめでたいのですが、気になる表示ですよね。
表示を消すためにはads.txtファイルを設定しなければなりません。
自分の時の古い記憶ではFTPソフトを使用していたはず…と思い、
FTPソフトであるTransmit5を接続しようとしたものの、自分の時の操作が昔すぎて忘れていた為、
若干苦戦したことをまとめた備忘録記事です。
当記事では
・Google AdSenceのads.txtファイルの設定方法(AdSenseの赤い「ファイルの問題があります」表示に対する対策)
・エックスサーバーとTransmit5の接続方法(Transmit5の使い方)
について触れていきます。
ads.txtファイルの設定でFTPソフトを使う必要はなかったのですが、
その点についても触れていきますね。
Google AdSenceのads.txtファイルの設定
まず、自分の設定時の記憶(もう数年前になります)でFTPソフトを接続しようと試みましたが、
ads.txtファイルのみの設定の場合、FTPソフトの使用は必須ではありませんでした。
エックスサーバー(Xserver)で作成している場合、エックスサーバーの機能でads.txtファイルの設定が可能です。
これを使用すると、FTPソフトは不要で設定できます。
エックスサーバーでのads.txtファイルの設置
エックスサーバーのサーバーパネル内に「ads.txt設定」があるので、そこから設定が可能です。
詳細はエックスサーバーの案内をご確認ください。
-
ads.txt | レンタルサーバーならエックスサーバー
続きを見る
エックスサーバーとTransmit5の接続方法
備忘録として、エックスサーバーとTransmit5の接続方法も載せておきます。
公式でも「ルートディレクトリに配置してください」との案内があるので、
公式の案内通りにやるとしたらFTPソフトが要るのかなと思います。
Transmit5側の設定方法
■プロトコル:FTPS(TLS/SSLで接続)※初期設定から変える必要があります
■サーバーアドレス:sv数字.xserver.jp
数字の部分は、サーバーパネルトップページから「アカウント」をクリックすると見られます。
▼以下の部分に「sv数字.xserver.jp」が載っているので、ここをコピペでも良いです。
■ユーザ名:エックスサーバーのサーバーID(pから始まる英数字ではない)
▼2022年現在の画面では、サーバーパネルのこちらの位置(赤枠内)で確認可能です。
■パスワード:サーバーパスワード
パスワードはサーバーパネル内では確認できませんでしたので、
どうしてもわからない場合はこちらのリンクからサーバーパスワードの再設定を行ってください。
現在、Macで使いやすいFTPソフトについて
MacにおけるFTPソフトは、昔はあひるのアイコンでおなじみの「Cyberduck」が主流で、
私もそちらを使っていましたが、
近年は「Transmit5」が使用しやすいため、そちらを利用しています。
(というか、Cyberduckの方が、
久しぶりに使ったからなのか、仕様が知らないうちに変わったのか、
使いづらくなってしまいまして…)
こちらは有料ソフトになりますが、使い勝手は非常に良いです。
操作はかなり簡単に行えると思います。
ads.txtファイルの設定のみなら不要かと思いますが、
無料期間があるため、FTPソフトが必要になったらこちらがオススメではありますね。
-
Transmit 5
続きを見る
こちらはトラックのアイコンになります。
昔、業務で使ったりしました
AdSenseアカウントへのads.txtファイル設定後の反映
公式も以下のように言っているので、すぐには反映されないことが多いと思います。
AdSenseアカウントを見ても赤い表示がすぐには消えないかもしれませんが、しばらく待ってみるのが良いです。
注: 変更が AdSense に反映されるまでに数日かかる場合があります。サイトの広告リクエストが多くない場合は、最長で 1 か月ほどかかることがあります。
引用:Google AdSenceヘルプ ads.txt に関するガイド
ちなみに、今回筆者が設定した際は、
直後には表示は消えなかったもの、3時間後くらいには消えていました。
まとめ
今回はads.txtファイルの設定と、
transmit5のエックスサーバーとの接続についてご説明しました。
以上、参考になりましたら幸いです。