紅葉を見ながら散策をすると、紅葉の色づきなどに感動するばかりか、気温的にもひんやりとしており、
残暑がまだまだ厳しい中であっても快適にトレッキングをすることができます。
特に適している環境として挙げられるのが信州長野です。
山間部ばかりですが、その山々も季節によって、場所によって見せる表情が違うため、
県内在住の方でも少し足を伸ばせばたくさんの発見があるくらいです。
もし日帰りで信州長野に足を運び、トレッキングするなら以下の場所を参考に回ってみて下さい。
紅葉のトレッキングするなら信州長野でおすすめな場所は?
小熊山トレッキングコース【大町市】
まずおすすめしたいのが小熊山トレッキングコースです。
近くには木崎湖があり、林道と登山道が交互するコースとなっており、
小熊山の頂上からは木崎湖が見ることができるため、眺望も抜群です。※画像参考
肝心の紅葉も非常に鮮やかなものが一面に広がるだけでなく、北アルプスの近くにあるため、
北アルプスの白い山々と紅葉の赤さ、そして、木崎湖という自然の見事な調和を見ることができます。
舗装されている道もあるため、初心者であっても難なく行くことができるものの、
傾斜がややきついところもあることからそのあたりの対策をしておく必要があります。
鷹狩山・霊松寺トレッキングコース【大町市】
小熊山がある大町市には他にもこうしたコースが存在しています。
鷹狩山・霊松寺トレッキングコースもその1つです。
小熊山の手前に位置し、鷹狩山の山頂に登るコースです。
運動靴でも大丈夫なほど、多少の傾斜路と舗装された道で構成されており、
難易度としては低めになっています。
小熊山と違い、木崎湖は見えませんが、市街地を一望でき、北アルプスや紅葉を堪能できるだけでなく、
その途中にある季節の草花、小鳥などを見ることができます。
両方のコースは駅が近くにあるだけでなく、高速道路からもある程度近いところにあるため、
うまく計画を立てれば日帰りで行くことは十分に可能です。
信濃路自然歩道【軽井沢町】
信濃路自然歩道は軽井沢周辺にあるコースです。
森の中、木々の中を歩くコースとなっており、
秋になれば様々な色に色づいた木々の中を歩くことができるようになっています。
コース内にある白糸の滝は幅が70メートル、高さが3メートルと迫力こそありませんが、
静かに水が落ちていく様は癒しを与えてくれます。
森林浴セラピーというのも行われており、身も心も汚れを流したいという場合には信濃路自然歩道に足を運ぶことをおすすめします。
日帰りという観点からも行きやすく、軽井沢周辺を散策して足を運ぶなどの選択肢もできるようになっています。
神道ハイキングコース【長野市/戸隠高原】
神道ハイキングコースは戸隠山を眺めながら歩くことのできるコースです。
戸隠古道などはパワースポットとされ、神社なども多く点在していることから、多くの観光客で賑わっています。
そばがおいしいところが多いなど日帰り旅行でグルメにも興じたい人にはおすすめであり、
鏡池と紅葉のコントラストはとても画になり、湖面に映える様子なども感動を与えます。
多くの神社仏閣を回り、駐車場から手軽に歩くことができ、
それが終われば近くのそば屋でご飯を食べるという、まさに至れり尽くせりな日帰り旅行を可能にさせます。
御柱の道トレッキングコース【立科町】
1時間程度で終わる行程のコースもあります。御柱の道トレッキングコースがそれです。
御柱祭で使われる御柱となる木を伐採するエリアを歩くことができる御柱コースは駐車場から40分で行くことができます。
国定公園内にあるため、自然環境も当然のことながら豊富に存在しており、
短い時間ながらパワーを感じ取ることができるコースとなっています。
東京からでも新幹線とバスでだいたい3時間弱で行けるのが大変魅力であるだけでなく、
近くにある白樺高原はホテルなども多く、日帰りではなく、泊まりで行くにしても楽しむことができるエリアとなっています。
池の平湿原トレッキング【小諸市】
軽井沢から車で40分のところにある池の平湿原トレッキングは、高山植物の楽園とも称されるなど自然豊かな場所です。
池の平湿原を横断するコースやその周りのコースなど様々なコースが存在しており、高山植物を十分に堪能するだけでなく、木々の色づきなどを間近で見ることも可能です。
池の平遊歩道は軽装でも歩くことができ、子ども連れなどファミリー層でも楽しむことができるようになっています。
また、秋のシーズンに限らず春や夏などのシーズンでも楽しむことができ、標高2000メートルという恵まれた立地のため、避暑地としても機能しています。
まとめ
信州長野には他にもこうしたコースがいくつもありますが、
その日のうちに帰るということになると、やはり高速道路や電車という観点で考えることになります。
信州長野の魅力は名古屋方面、東京方面など様々な場所からのアプローチができ、
時間もさほど変わらないという点にあります。
近年は新幹線が金沢まで通ったこともあり、そのついでに長野に足を運ぶ人も少なくありません。
もし興味があるようでしたら、是非長野まで訪れてみて下さい。