私は体調によってテレビの音が辛いときが結構あります。
一人でいるときはテレビは余程のことがない限り初めからつけませんが、一人暮らしではないので、私がつけたくなくても彼が見たいときがあるんですよね。
画面の前からは離れたとしても、部屋自体がそこまで広くないので、同居している限り聞こえるのです。
これが、体調によっては言ってる内容や音量にかかわらず音がすること自体がきついこともあります。
一応、別の生活音を出す（洗濯機とか風呂を沸かすとか）等の対策もありますが、体調によってはそれでもちょっとキツイ…。
そんなときにめっちゃ助かるのが、ノイキャン機能付きのヘッドホンやイヤホンです。
さりげなくノイキャンが叶う！
今回使用したのはBose QC Ultra Earpadsです。
ほんとに静寂で感動すら覚えます。音がしない安心というか、Bose公式の紹介動画（Amazonの販売ページ等に掲載）にもありますが「音で溢れた世界から逃れたい」、その願いを叶えてくれる製品だと思います。
耳栓のように使う場合は、音無しで装着するだけでも全然違います。また、イライラしない程度に環境音などを流すとより遮音性が高まります。
ヘッドホンよりも良いところ
少し前にBeatsのヘッドホンをノイキャン用途で使おうとしてみたことがあったんですが、正直ヘッドホンは仰々しすぎてこの用途では使いづらいところがあります。
本当に1日中レベルで長時間つけているならヘッドホンのほうがいいと思います。
でも今回の私の用途だとせいぜい一日1、2時間程度であり、髪で隠したらつけてることすらわからないのでイヤホンのほうが利便性が高いです。
つけること自体に気を使わなくていいのが大きなメリットです。
それに、耳の穴のサイズに合わせてイヤーチップ類を変更することにより、長時間つけても耳の痛さはかなり軽減されます。
インナーイヤー型の割に、長時間つけていても痛くないし、耳介の接地面が多いからか安定感がめちゃくちゃあります。
ノイキャンが凄すぎるゆえの問題
ただ、ノイキャンの機能が凄すぎて急に話しかけられてもわからないということはあります。
一応、話しかけられそうなときは外音取り込みモード（アウェア）に切り替えたり、イヤホンを外したりなどが必要です。または音を流さずノイキャン機能だけだと多少はゆるくなるので、話しかけられたときに気付ける可能性が上がります。
でも、本当にしんどいときって本当に短時間音の世界から逃れるだけでもめっちゃ助かるんですよね。なので、そういう対策が必要だとしても、逃げる手段があるとないとでは全然違います。
外出時も音から逃れて落ち着きたいときに使えそう
最近はなんとなく（というか自宅のほうが快適なため）カフェに行くことも激減しましたが、以前はよく外出時にカフェでパソコン作業をすることがありました。
その際、内容が耳障りな会話、または音量大きめで会話をしているグループと近くになるとすごいしんどいときがたまにありました。
自分で席を選ぶときはともかく、そうでないときは…
これはもう運でしかありませんｗ（汗
一番はそういうシーンに遭遇しないことですが、どうしてもそういう場にいかないといけないときもこれは（自衛的な意味で）使えるんじゃないかと思いました。
目立たないようにさりげなくつけることができるので、楽しく会話している相手も静かに落ち着きたい自分も尊重できます。
ノイキャンイヤホンのいいところは、遮音性がヘッドホンよりすごいところのほかに、つけること自体にも気を使わなくていいことですよね（さっきも書いたけど）。
まぁ、たとえヘッドホンとかでノイズキャンセリングをしていることがバレたとしてもそれでどう思うかは相手の勝手ではありますが、最初から最後まで気づかれなかったらそれに越したことはないですよね。
購入前にRentioでお試し利用
お借りしたBose QC Ultraは白でした。これはこれで真っ白ではなく肌色っぽいので、目立たなくて良いと思います。
以前使っていたことのあるBeatsのヘッドホンはレビューを元にいきなり買いましたが、正直良いところも微妙なところもあった（そのため今だったら使い分けで持ってられるけど、なんとなく一度手放してしまった）などあり、今回は事前に試着したくてRentioを利用しました。
レンタルを選んだのは、近隣にBoseのこの機種を試着できるところがなかったためです。
結果的に試すハードルも低く、購入に踏み切るきっかけになったので良かったと思います。
購入する前に試してみたいけど置いてある場所が近くになかったり、あってもそこまでの往復交通費がレンタル代を超えるような場合はレンタルしたほうが安く上がると思います。
また、自分の実際の生活環境で体験できるので、店頭で試す以上にいろいろなシチュエーションで試せるのもレンタルの良いところですね。
お試し利用直後に新品購入
とりあえず大きな問題はないと思ったことと、もはやないと体調的に厳しそうだったので（汗）、返却期限が近づいたあたりで新品購入しました。
いちおう上記のリンクを貼ってみますが、価格.comだともっと安い値段が出てることもありますので値段重視の場合は確認してみてもいいかもしれません。
ただ、それなりに初期不良率が高いようなので、何かあったときの返品交換の利便性を考えたらAmazonのほうが便利だと思います。
ちなみに私は価格.com経由のPCボンバーで買いました。昔初めてMac買ったのがここだったので、懐かしいなとも思ったためです。
…が、ノイキャン機能だけを使用しているときに、他のレビューでも見かけることがある「左耳の異音」が使用開始直後は発生してしまい少し焦りました。
最新バージョンにアップデートしたり、しばらく使ってたら無くなった（多分）のでよかったですが、ここは個体差ありそうなのでちょっと怖いですね。
開封の様子
箱はスライド式です。Apple製品でよく見かける形ですが、後ろが紙テープで閉じられていました。引っ張って開封します。
いちおう、モザイクのところはシリアルナンバーとかバーコードの類であんまり隠す意味はないかもですが、念の為。（見栄え的な意味でも）
スライドしたあとの白い箱の中身です。本体は紙に包まれてます。
2枚目が箱の中のものを全部出した様子です。
ケーブルで丸く囲まれている白い紙にイヤーチップ類が挟まれているので、各自好きなように調整する感じです。最初から本体についているのはイヤーチップM・バンド１です。
説明書は多国語ですがあまり詳しくはないです。
スマホアプリを入れれば設定からイヤーチップの交換まで案内があってわかりやすいため、とりあえず早々にスマホアプリを入れるのがオススメです。
私はイヤーチップを両方Sに交換し、バンドは右だけ２に交換してちょうどよくなりました。でもオーダーメイドではない以上、絶対に誰にでも合わせられるとは限らないので、できれば購入前の試着をオススメします。
本体は結構高級感あります。蓋をあけたところのランプの上にも紙が貼ってあるので剥がします。
睡眠時使用の場合、Loop Quietと比べて
毎日ではないですが、日によっては睡眠時も音から逃れたい場合もあります。
Bose QC Ultraは睡眠時に使おうとするとちょっと大きいという理由から、同時期にLoop Quiet（こちらはイヤホンじゃなくて完全に耳栓）も買ったんですが、こちらとの比較レビューをしてみます。
Bose QC Ultraは文字通り無音、静寂が期待できます。周囲が本当にうるさいのが原因で寝れないときは、こっちのほうが最強です。
Loop Quietはサイズが小さいので、寝返りや横向きになったときの違和感がBose QC Ultraより少ないです。遮音性はBoseより劣ると言うよりBoseのほうが最強過ぎるというだけで、こちらもかなり聞こえる音は軽減されていると思います。
特に寝るときは横向きだとLoop Quiet本体に加えて布団などとの接地面で耳が塞がっているので、耳栓＋ヘッドホンのような二重の遮音性効果があって、だいぶマシになってる…と思います。
つけ心地や安定感は接着面の多さからか基本的にBoseのほうが上に感じましたが、横向きや寝返り前提のときはLoopのほうが良いです。
とはいえ、Loopもイヤーチップのみの調整ですが4段階なので、フィット感に関しては「用意されたサイズが耳に合うか」にもよりそうです。要は相性というか。
まとめると、遮音性はBose QC Ultraに軍配が上がりますが、寝るときのつけ心地の快適さはLoop Quietの方が良かったです。そのため実際にどっちを使うのが良いかはそのときの環境次第だと言えますね。
Loopで遮音性が足りない環境の場合は、つけ心地を多少我慢してBoseを使ったほうがいいということも考えられます。
ちなみに値段は明らかにLoopのほうが手を出しやすいと思われるので、お試しで買ってみてもいいかもしれません。
Loopの他の耳栓も使ってみたらまた別の快適性が得られるかもしれないのでそのうち試してみたいところです。
まとめ
今日はBose QC Ultraについてレビューしました。
音で悩んでる方にはぜひ一度使ってみてほしいアイテムです。
装着感さえ問題なければ、世界が変わると思いますｗ
Loop Quietにも少し触れましたが、こちらはまた別の機会に別でレビューしたいところです。
