こんにちは。
長野は(少なくとも昔は)避暑地として有名でしたが、
ただ長野に来るだけだととても暑いです;市街地はだいたい暑いという現状…。
でも、涼しいところもあるので、避暑の場合はぜひ涼しい場所に行ってください。
今日は長野県の涼しい場所についてと、
そのうちのひとつである白馬五竜の高山植物園をご紹介します。
長野の本当に涼しい避暑地
近年、長野県内で涼しい場所は正直標高の高い場所に限られます。
長野県自体が他県より標高が高いので、他県に比べたらマシかも知れません。
都心や名古屋などに比べたらマシではあると思います。
でも…県庁所在地である長野市や長野駅とかはめちゃくちゃ暑いと思います;
標高が高ければ高いほど暑さは緩和されますが、
避暑として考えたら最低1000m前後は欲しいところです。
理想は1500mくらいあったらかなり涼しさを感じられると思います。
【長野県内主要都市の標高】
- 長野市役所 362m
- 松本市役所 592m
- 諏訪市役所 761m
- 飯田市役所 499m
- 軽井沢駅 940.5m
(数値引用:長野県公式ホームページ、Wikipedia(軽井沢駅))
軽井沢は標高が高めなので県内でも涼しい方ですが、平日だろうとほぼ確実に混んでいるという問題があります。(苦笑)
標高という観点から行くと、登山したら山の上はだいたい涼しいのでそれでも良いですが、登山用品が必要になります。
そこまでしなくても、以下のような方法で登山せずに山の上に行くことも可能です。
・高山や高原に行けるゴンドラに乗る(白馬五竜や栂池など)
・標高の高い場所までつながっている道路で山の上まで行く(ビーナスラインなど)
今日の記事では、そのうちの一つである白馬五竜の高山植物園のご紹介をしていきます。
白馬五竜のゴンドラ「テレキャビン」で標高1515mの高山植物園へ!
白馬五竜は冬はスキー場ですが、夏は高山植物園として運営されています。
7月も終盤でしたが、駐車場には紫陽花がたくさん咲いていました。
山麓にあるとおみ駅からゴンドラ「テレキャビン」で上へ向かいます。
テレキャビンの料金
往復の場合、大人2500円、上でリフトに乗る場合は2800円です。
ここから登山もでき、登山用の券も販売されています。
週末に来ましたが、並ぶほど混んでおらず、
スムーズにグループ毎で乗れる感じでした。
標高約1500mの高山植物の楽園!
ゴンドラを降りると「白馬五竜アルプス平」に到着です。
白馬の町中が嘘のように涼しかったですね(笑)
山麓は818mであり、到着駅は1515mなので標高差697mです。
(数値引用:白馬高山植物園ホームページ)
体感温度もわかりやすく変わります。
展望台からの眺めも良いです。
到着したこの白馬五竜アルプス平の時点で十分涼しいですが、
せっかくなので散策してみます。
リフトに乗って更に上へ。
冬ならここはスキー場なのでスノボなどを履いて向かうと思うのですが、
今日は夏なので徒歩でリフトまで向かいます。
雪がないため、「夏のリフトは冬のリフトの高さの半分」らしいです。
植物がとても近くに見えます。
リフトは1本のみ運営されていました。
地蔵の頭
リフトの到着場所から10分弱くらい歩くと、この付近で一番高い場所「地蔵の頭」に到着するようなので、歩いてみます。
ここまでの道は、登山の格好等ではなく普通の装備で大丈夫です。
息が上がりながらも、地蔵の頭に到着です。笑
北アルプスが一望です。パノラマで撮ってみましたがとても綺麗でした。
高山植物
リフトは下り線も利用できますが、下ってしまうとゴンドラの駅を通り過ぎるため少し登る必要が出てきます。
なので、下りは歩いて戻ることにしました。
戻る途中で、きれいな高山植物がたくさん見られました。
「高山植物の女王」コマクサ
コマクサは群生地の案内があります。
岩場のような他の植物が育ちにくい場所で育つため、高山植物の女王と呼ばれているそうです。
時期は6月中旬から8月中旬頃です。
幻の青いケシ
この青いケシはヒマラヤなどの高山に分布し、国内では見られる場所が限られるそうです。
この青色はヒマラヤンブルーと言われているとのこと。
エーデルワイス
スイス国花です。白い花が可愛らしく、こちらも高山に分布する植物です。
その他
他にもたくさんの高山植物が見られました。
まとめ
五竜の高山植物園についてご紹介しました。
あと、避暑のためにはとにかく高いところに行くことが大事です。笑
ずっとこの涼しさだったらいいのに…と思うくらい涼しいです。
写真は最後にゴンドラ駅で買った搾りたてスイカジュースです。
ゴンドラ駅では食事やジュースも買えますので、
山を見ながらジュースを飲むこともできます。