少し前ですが、GWに北海道に観光に行きました。
道東方面を目指す途中で、厚岸に寄ったのですが、
厚岸の道の駅で「愛冠岬」という地名に惹かれ(笑)
目的地ではなかったのですが、立ち寄ってみました。
景色は良かったので是非!
「厚岸」と「愛冠」の読み方は?
道外の方だと聞き慣れない地名ですよね。
・厚岸 ⇒ あっけし
・愛冠 ⇒ あいかっぷ
と読みます。
由来としては、北海道の他の多くの地名と同じアイヌ語ですが、
厚岸町の公式ホームページにも詳しく掲載されていました。
厚岸の代表的な名所である愛冠(あいかっぷ)岬は、『できそうもない困難を乗り越え愛の栄冠を得る』との思いで名づけられました。原名はアイヌ語でアイ・カップ(矢の上のもの)の意で、矢の届かないところから『できない、届かない』という意味も持っています。
引用:厚岸町ホームページ
「冠」を「かっぷ」と読むのは北海道ではここだけではなく、割と見かけます。
「占冠(しむかっぷ)」や「新冠(にいかっぷ)」など。
しかも、この読み方で変換してちゃんと変換されます(少し感動しました笑)
愛冠岬へは駐車場から徒歩で
愛冠岬を目指す際は、すぐ近くに駐車場があるわけではなく、
駐車場から500メートルほど歩きます。
道中には博物館がありましたが、開いていなかったです。
この日はちょうど営業開始日、開始時間くらいでしたが…;
(寄りたい方は問い合わせたほうが良いかもしれません)
人の気配はあったので、この後開いたのかもしれません。
道中は、北海道らしい原野のような風景が続きます。
混み具合としては、ほぼ混んでおらず、
行きに1人、帰りにカップル2組とすれ違った程度でした。
(Google Mapなどで)鹿がいるとの噂ですが、このときは出会わなかったので
100%出会えるわけではないようです。
愛冠岬からの景色
遠くには厚岸の町が見えます。
高台なので、海岸線がきれいにアーチを描いているのが見えてとても綺麗でした。
想いを叶える鐘の音
想いを叶える鐘として親しまれている愛冠岬の鐘ですが、
完成は平成4年とのことで、結構最近なことに驚きました(それでも30年くらい前ですが…)
愛冠岬まで来て知ったのですが、ただロマンチックなだけの場所ではなく、
太平洋戦争のときの悲しい史実が刻まれていました。
悲しい歴史ですが、風化されないように残っているのは大事なことですよね。。
愛冠岬の地図はこちら!
今回は愛冠岬について書いてみました。
北海道らしさを感じられる場所なので、厚岸町まで行ったらぜひ寄ってみてください。
もちろん、カップルでなくても大丈夫です。笑